5-7. RTSPサーバモードの設定

LiveShell PRO は通常 Ustream や Youtube Live などの RTMP サーバへの配信を行う RTMP クライアントとして動作します。
一方で RTSP サーバモードを使用することで、LiveShell PRO 自体がサーバとして動作し、PC やスマートフォンにインストールされた RTSP クライアントアプリから LiveShell PRO が配信する映像を閲覧いただけます。
  1. RTSPサーバのURLは本体の液晶画面を確認します。
  2. 設定完了後の画面から、右下のボタンを5回押すと、RTSPのURLが表示されます。

※DashboardではRTSPサーバからの映像を確認することはできません。
※RTSPの映像は、別途下記のソフトウェア等をインストールして再生を行うことで確認ができます。

動作確認されているRTSPプレーヤーソフト

  1. Windows, Mac, Linux: VLC 2.0.5
  2. iOS(iPhone4S, iPad, iPad mini): GoodPlayer
  3. Android: MX動画プレーヤー

RTSPサーバの制限

  1. クライアントの同時最大接続数は3までとなっています。4台以上も接続可能ですが、帯域不足等の影響で映像が崩れたり、音声が途切れることがあります。
  2. ビデオの解像度、プロファイルを変更した場合は、クライアントを一度停止し、再度再生する必要がある場合があります。
  3. オーディオのサンプリングレートを変更した場合は、LiveShell PROを一度オフラインにした上で、クライアントの再起動が必要になる場合があります。

Dashboardでの操作

  1. RTSPの映像を確認することはできませんが、画質・音質・ミキサー等の設定変更は可能です。Dashboardの各操作方法等はこちらから確認してください。
  2. ローカルモードでの設定の場合はDashboardは利用できません。

Wirecast PROでの利用

  1. LiveShell PROのRTSPサーバ機能は、映像のみですが、ASIX M1104互換の動作を行うモードを搭載しています。
  2. RTSPサーバを待ち受け状態にLiveShell PROがなっていれば、Wirecast PROのIPカメラソースとして、M1104を機種として指定したうえで、LiveShell PROのIPアドレスを指定すると認識されます。
  3. IPアドレスは、LiveShell PROのLCDに表示されるRTSP URLからIPアドレス部分だけを抜き取って利用してください。