ローカルモード

ローカルモードの機能

ローカルモードは、配信制御用Webサービスである「Dashboard」との通信を行わずに、クローズドな社内LAN環境内や、グローバルIPでアクセス可能な拠点間で、RTMPサーバー経由、または本製品をRTSPサーバーとして、ライブ配信を行う機能です。
外部ネットワークを経由させたくないコンテンツの配信や、Dashboard との通信が制限されている環境での配信などにご利用ください。

設定手順

  1. http://shell.cerevo.com/login にアクセスします。ローカルモードは Dashboard 機能を使用しないため、ログインは不要です。
  2. フッターの [ローカルモード] をクリックして、ローカルモード設定ページを開きます。
    ub200_cap_localmode01
  3. [デバイスタイプ] から [LiveShell PRO] を選択します。
  4. ご利用のインターネット接続環境に合わせて、無線LAN(Wi-Fi) 、有線LAN、3G/4G Network のいずれかを選択してください。
  5. 各インターネット接続環境に合わせて必要な項目を入力してください。無線LAN、有線LANで固定IPをご利用の場合は [固定IPを利用する] にチェックを入れて、入力欄を表示させてください。
    [無線LAN(Wi-Fi)]
    ub200_cap_localmode02
    [有線LAN]
    ub200_cap_localmode03
    [3G/4G Network]
    ub200_cap_localmode04
  6.  RTMPサーバ、またはRTSPサーバを選択し、各々必要な設定項目を入力してください。
    [RTMPサーバー]
    ub200_cap_localmode05
    [RTSPサーバー]
    ub200_cap_localmode06
  7. [OK] ボタンを押します。
    local_4
  8. 設定情報の再生ボタンが表示されましたら、イラストのように、PC 等のヘッドホン端子と LiveShell PRO の MIC-IN 端子を付属の設定ケーブルで接続し、再生ボタンを押してください。正常に LiveShell PRO に設定データが登録されると LiveShell PRO の液晶画面が自動的に遷移します。
    *問題が発生した場合には PC 等の音声が適切なボリューム(推奨値:最大音量)であるかをご確認ください。
  9. 設定が正常に終了すると、RTMPサーバをご利用の場合にはこのまま配信が開始されますが、RTSPサーバーをご利用の場合は、クライアント側アプリケーションからの接続を待機する状態になります。また、ローカルモード時にオフラインにすると、LiveShell PRO 本体のホーム画面に [ローカルモード] と表示されます。
    unnamed

ローカルモードから通常モードに戻る手順

  1. ローカルモード状態のLiveShell PROをオフライン状態にします。オフライン状態になると、LiveShell PROの画面に”OFFLINE”と表示されます。
  2. 本体正面向かって右上のボタンを押して【設定】画面に入ります。

  3. 本体右下のボタンを複数回押し【ローカルモード】を選択し、右上のボタンを押します。

  4. 本体右下のボタンを複数回押し【通常モード化】を選択し、右上のボタンを押します。
  5. 本体右下のボタンを押し、【はい】を選択し、右上のボタンを押します。
  6. 以上で、ローカルモードから通常モードになる手順は完了です。

    *なお、LiveShell PRO を初期化することでも、ローカルモードは解除されます。