6. FAQ

よくあるお問い合わせ

使用環境に関するお問い合わせ

  • AV OUT 端子に接続可能なブレイクアウトケーブルの仕様

一端は3.5mm4極のミニプラグで、ピンアサインは先端からL、R、GND、Videoのものとなります。もう一端はRCAの赤、白、黄のオスで、信号はNTSCです。現在、弊社からは LiveShell PRO の AV OUT 端子に接続可能なブレイクアウトケーブルは販売しておりません。ご了承ください。

  • LiveShell PROの利用に必要な回線速度

上り帯域が300kbps程度確保できる環境で、3~5fps程度の映像と、かなり音質の落ちる音がなんとか配信できます。秋葉原ライブカメラのような画質・音質ですと、平均2Mbps程度必要です。

  • LiveShell PROのネットワーク要件

特定のネットワークでLiveShell PROがうまく動作しない場合、サーバの以下のポートと通信できるようになっているかをネットワーク管理者に確認してください。
※ポートフォワーディングの設定は必要ありません
NAT下にLiveShell PROが設置されている場合も正常に動作します(ファイアウォールで下記ポートへの接続が遮断されていないことを確認してください)。ustream.tv、ニコニコ生放送への接続(配信)は、任意のustream.tv, live.nicovideo.jpのサブドメインの1935番ポートと接続できる必要があります。

LiveShell PROはプロキシ経由での接続には対応しておりません。
また、ブラウザからDashboardをご利用される場合は、プロキシを利用できますが、WebsocketもしくはFlashでの通信が可能である必要があります。

LiveShell PROを使う場合:
配信するための共通設定(Ustream、ニコニコ生放送など、どのサーバーに配信する場合にも必要な設定)
s.cerevo.com, shell.cerevo.com
TCP: 80, 443
wss02-shell.cerevo.com
TCP: 999

Youtube Liveに配信する場合
配信先IPアドレスはGoogle IP address rangesのページを参照してください
TCP: 80, 1935

Ustreamに配信する場合
ustream.tv, *.ustream.tv
TCP: 80, 1935

ニコニコ生放送に配信する場合
live.nicovideo.jp, *.live.nicovideo.jp
TCP: 80,443,1935

Dashboardを使う場合(ブラウザから利用):
s.cerevo.com, shell.cerevo.com, wss02-shell.cerevo.com
TCP: 80, 443

  • 付属の無線LANアダプタ以外のアダプタを使用したい

付属品以外の無線 LAN アダプタでは、BUFFALO 社製の WLI-UC-GNMについては弊社にて LiveShell PROに接続し使用可能であることを確認しております。

設定に関するお問い合わせ

  •  Dashboard にUstreamアカウントのメールアドレスとパスワードを入力しても、”“というメッセージが表示される。

    2015年9月3日~9月4日以降に取得した  Ustream アカウントについてはユーザー名(メールアドレスとは異なります) が設定されない場合がございます。
    ユーザー名を持たない Ustream アカウントををご利用になる場合にはアカウントの取得後、下記の手順によりUstream 様の Web サイト上でチャンネルを作成してください。
    Ustream でのチャンネル作成方法
    =======================
    1.Ustream の Web ページ(http://www.ustream.tv/)にアクセスし、あらかじめ登録したアカウントにログインします。
    2.アカウントアイコンにカーソルを合わせ、[ダッシュボード]をクリックします。
    ust_2 ust_3
    3.[チャンネルを作成]をクリックします。
    ust_4
    4.チャンネルを入力し、[作成]をクリックします。

ust_5

  • ファームウェアの確認方法

    ファームウェアのバージョンは Dashboard または本体操作によりご確認いただけます。Dashboard 上では下記画像中の赤丸部分に表示されます。
    unnamed

    本体操作によるファームウェアバージョンの確認方法
    ==================================
    1.LiveShell PRO を “OFF LINE” 状態にします

2.本体右下のボタンを 1 回押します。

3.本体液晶に表示される “Rev.XXXX” という表示を確認します。
XXXX の部分に表示される数字がファームウェアバージョンとなります。

  • 初期設定に必要な PIN が取得できない

PIN は LiveShell PRO が初期化されており、かつ、有線 LAN に接続されている場合に取得されます。
つきましては、下記のWebページをご参考に現在お使いの LiveShell PROを初期化したのち、LiveShell PROを有線LANに接続してオンライン状態にしてください。

タイトル : 6-2. リセット / 初期化
URL : https://liveshell-manual.cerevo.com/ja/liveshell-pro/6-2

なお、固定IPをご利用中PINコードの取得を行うことができませんので、
固定IPをご利用の場合にはDHCPに設定を変更してからお試しください。

固定IP/DHCPの変更方法
========================
1. LiveShell PRO がオフラインであることを確認します
2. 本体右上のボタンを押し、”設定”に入ります
3. 本体右下または左下のボタンを操作し、“ネットワーク”を選択し、右上のボタンを押します
4. 本体右下または左下のボタンを操作し、“有線 LAN”を選択し、右上のボタンを押し“アドレス種別”に入ります
5. お客様の用途に応じ、本体右下または左下のボタンを操作し、“DHCP”もしくは“固定アドレス”を選択し、左上のボタンを押します

  • 各デバイスに名前を付けて区別したい

下記に方法にてデバイスに固有の名前を付けることが可能でございます。お試しください。

1. Dashboard にログインします。
2. 画面右上の [設定] をクリックします。
3. [デイバス名設定] をクリックします。
4. [LiveShell の ID] からデバイス名を設定する LiveShell または LiveShell PRO を選択します。
5. ”デバイス名” を入力します。
6. [保存] をクリックします。

  • 不要になったデバイス ID を削除したい

不要になったデバイス ID の削除をご希望の場合には Dashboard アカウントに登録しているメールアドレスおよび削除対象となるデバイス ID を記載の上、弊社サポートまでご連絡ください。
弊社にて削除の手続きを行わせていただきます。

タイトル : Cerevo – Support
URL : https://www.cerevo.com/ja/support.html

 

配信に関するお問い合わせ

  • 配信映像に遅延が生じる

    LiveShell  PRO に入力されたカメラの映像や Dashboard から行われた操作が 配信される映像に反映されるまで配信環境にもよりますが数十秒の遅延が発生する場合がございます。
    これらの遅延は主に LiveShell  PRO からデータの送信先である 配信サービスのサーバーまでのネットワーク経路やサーバーでの処理により発生する避けられない遅延となります。
    ご了承くださいますようお願いします。

  • 配信音声にノイズが入る

音声出力機器( ビデオカメラ、PC など)の音量および Dashboard などから設定できる LiveShell PRO の音量が大きくなっていると、配信音声に音割れ、ノイズが発生する場合ございます。
音声出力機器および Dashboard などから設定できる LiveShell PROの音量を十分小さくし、再度音割れ・ノイズが出るかご確認ください。

  • 音声にエコーがかかって聞こえる

・DashboardメインパネルとUstreamの配信画面を同時に、もしくは片方を2画面開いていないかご確認ください
→1画面のみにする、もしくはどちらかのボリュームを0にして再度ご確認ください
・HDMIとAV INなど、複数系統から同じ音声が入力されていないかご確認ください
→DashboardのVolumeタブにて、ご利用にならない入力の音量を0にしてください

  • Ustreamの配信ページでは配信中になっているが、映像も音声も出ていない

・ビデオカメラの電源がオンになっているかご確認ください
・一定時間経つと切れてしまう場合、ビデオカメラの自動で電源がオフになる機能が有効になっている場合がございます
→ビデオカメラの設定をお調べいただき、再度ご確認ください
・Ustream Broadcasterを使用していないかご確認ください
・LiveShellに別のUstreamチャンネルを設定し、正常に配信できるかご確認ください
→Ustream Broadcasterを閉じて全ての配信を終了し、15分程度の間隔をあけてからLiveShellでの配信を開始してください

  • ニコニコチャンネルでの放送に利用したい

配信先サービスを「その他配信サービス」にしていただき、配信先URL指定によりご利用ください。
※配信先を「ニコニコ生放送」に設定した場合、自動的にニコ生のビットレート制限に合わせたプリセットが設定されますが、
配信先URLを指定しての配信の場合、制限に合わせた調整をご自身で行っていただく必要がございます

  • LiveShell PRO 本体液晶画面には “READY”と表示されたまま、配信が始まらない。

“READY” の文字は LiveShell PRO が RTSP モードで動作しており、RTSP クライアントからの接続を待っている場合に表示されます。RTSP クラインアントソフトを使用し、LiveShell PRO に接続し、配信を視聴してください。

その他のお問い合わせ

本体液晶画面に細かい傷がある

出荷時、液晶には保護フィルムが貼られています。フィルムをはがしても傷がある場合はサポートまでご連絡ください。

6-1. ファームウェアアップデート

 

本体操作による更新

  1. LiveShell PROに付属ACアダプタを接続します
  2. 配信中であれば一度配信を停止して、オフラインの状態にします
  3. 配信を開始して、LiveShell PROをオンラインにします
  4. 左上の電源ボタンを押し、「電源を切る」を選択します
  5. 現在お使いのファームウェアよりも新しいバージョンのものが公開されていた場合に限り、LiveShell PROが自動的にファームウェア更新を実行します
    ※更新作業中は絶対にACアダプタを外さないでください

Dashboardからの更新

    1. LiveShell PROに付属ACアダプタを接続します
    2. Dashboardを開きます
    3. 新しいファームウェアがある場合、通知が表示されます

    1. 「今すぐ更新する」をクリックします

    1. アップデートに関する注意事項が表示されますので、確認して「更新」をクリックします

  1. LiveShell PROが自動的にファームウェアをダウンロードして更新し、再起動します
    ※更新作業中は絶対にACアダプタを外さないでください
  2. 再起動後の動作は「オンライン後の動作設定」に従います、初期設定では自動で配信を開始します

リリースノート

Firmware Rev.3779 (2016.03.18)

主な修正

  • RTSPサーバモードでの配信が正常に行われない場合があった問題を修正
Firmware Rev.3774 (2016.02.25)

主な修正

  • 5GHz帯の無線LANに対応した一部機器に接続できない問題を修正
Firmware Rev.3769 (2016.1.27)

主な修正

  • RTSPサーバーモードでの配信時に一部設定が反映されない場合があった問題を修正
  • LTE対応USBドングル型通信モデムL-03D、E3131s-2に対応
  • CDP-WF02Aに対応(2.4GHz帯、5GHz帯)
  • 一部のエラーが発生した場合の挙動を変更
Firmware Rev.3737 (2015.11.18)
主な修正
  • RTMP配信の onMetaDataオブジェクトに audioonly, videoonly, avcprofile, avclevel, aacoat のプロパティを追加
  • 無線 LAN アダプタのMACアドレスを表示するメニューアイテムを追加
  • AVC/AACシーケンスヘッダにおいてもタイムスタンプが常に増加するよう修正
Firmware Rev.3663 (2015.5.15)
主な修正
  • 言語設定を 日本語にしても、Broadcasting 以下のメニューが英語になってしまう問題を修正
Firmware Rev.3662 (2015.2.5)
主な修正
  • 特定のアクセスポイントに接続できない問題を修正
Firmware Rev.3660 (2015.1.6)
主な修正
  • 一部のSSIDを発見できなかったことがあった問題を修正
Firmware Rev.3637 (2014.10.10)
主な修正
  • 一部の無線LAN環境で接続できない問題を修正
Firmware Rev.3636 (2014.10.9)
主な修正
  • フレームレート可変に設定されている場合に、FPSが0になった場合にその後フレームレートが上がらないことがあった問題を修正
Firmware Rev.3624(2014.5.15)
主な修正
  • ローカルモード利用時に、映像ビットレートが極端に下がったままになったことがあった問題を修正
  • RTMP配信時にタイムスタンプに微細なズレが発生することがあった問題に修正
  • 異常終了時に自動的に再配信をおこなうように変更
Firmware Rev.3592(2014.2.25)
主な修正
  • 電源投入時にHDMI入力の認識に失敗することがあった問題を修正
Firmware Rev.3518 (2013.8.20) / Rev.3520 (ACアダプタ接続端子がUSBのタイプは最新が3520となります)
主な修正
  • 本体のキー入力が効かなくなってしまうことがある問題を改善
Firmware Rev.3514 (2013.7.18)
主な修正
  • Dashboard APIのアクセスをHTTPSに変更し、通信の傍受に対する脆弱性を修正
  • 有線LANで固定IPを使うネットワークの場合に、ケーブル抜けを検出できず配信できないことがあった問題を修正
  • RTSPモードからRTMPモードに変更した場合に、初回に配信できなかった問題を修正
Firmware Rev.3495 (2013.4.8)
主な修正
  • RTSPサーバとして動作するモードを追加。(Wirecastのカメラソースとして利用することができます(映像のみ)。AXIS M1104互換)
  • 配信中にHDMIからYUVとRGBを交互に入力した場合に色がおかしくなってしまうことがあった問題を修正
Firmware Rev.3484 (2013.3.13)
主な修正
  • A/V同期調節機能が正しく動作せず、最大1/4秒程度までしか調整できなかった問題を修正
Firmware Rev.3483 (2013.3.8)
主な修正
  • LimeLight, AkamaiのRTMP認証に対応
  • RTMP配信において、高負荷時に接続が切断されることがあった問題を修正
  • インターネットに接続できないクローズドなLAN環境内においても、Dashboardを利用せず配信することができる”ローカルモード”を機能追加
Firmware Rev.3480 (2013.1.23)
主な修正
  • RTMP配信において、特定のサーバに接続している場合に、16777秒毎に切断と再接続を繰り返してしまう問題を修正
  • RTMP配信において、再接続処理を複数回繰り返してしまい、再接続までに時間がかかったり、再接続に失敗することがあった問題を修正
  • RTMP配信において、LimeLight向けRTMP認証に対応
  • LimeLightでの配信を利用する場合、URLが rtmp://example.com/app/inst 形式である必要があります。instはデフォルトでは_definst_です。
  • Dashboardからオーディオのモノ/ステを変更してもカスタムにならず、オフラインにすると設定が戻ってしまう問題を修正
  • 一時停止中もモニター出力が行われるように動作を修正
Firmware Rev.3457 (2012.12.6)
主な修正
  • HDMIマニュアルクロップを設定してあるとAV-INのアスペクトが変更できない問題を修正
  • 配信停止したときにモニター出力に最後の映像が停止したまま出続ける問題を修正
  • モニター出力でNTSC/PALを切り替えられるように変更
  • 無線LAN接続の安定性を向上
Firmware Rev.3450 (2012.11.29)
主な修正
  • 電池残量が完全になくなった場合に、強制再起動を行うまで電源ON操作ができなくなる不具合を修正
  • 無線LANの再接続中から復帰できないことがあった問題を修正
    • 無線LANアクセスポイントとの接続が切れた場合に通信が再開されない場合がありました
  • 特定の配信サービスにおいて、回線切断時に再接続するまでに15分程度かかることがあった問題を修正
  • Ustreamへの配信中、特定の視聴者のみがスムーズな映像再生ができなくなることがあった問題を修正
Firmware Rev.3443 (2012.11.22)
主な修正
  • 無線LAN環境で利用した際の安定性を向上
    • 特定の環境で通信状態が極端に悪くなる現象がありました
  • 配信開始時に、稀に映像が配信されないことがある問題を修正
  • 設定メニューに言語設定を追加
  • 特定の無線LANアクセスポイントと接続した際、映像が流れない場合があった問題を修正

6-2. 初期化 / 強制終了

初期化 (全ての設定をリセットし、出荷時の状態に戻す)

※配信中など、LiveShell PROがオンラインの間は初期化を行うことができません

  1. 下記画面(LiveShell PROがオフライン)時に右上のボタンを押します。
    offline
  2. 左下のボタンを押して「初期化」に合わせ、右上のボタンで初期化の画面を表示します
    ja-initialize
  3. 右下を押して「はい」に合わせて決定します。
    ja-initialize-yes

 

※初期化を行ってもファームウェアのアップデートはキャンセルされず、そのまま保存されます

 

強制終了

※LiveShell PROが通常の操作を受け付けなくなったときのみ行ってください

  1. 本体左上の電源ボタンと右下のボタンを同時に15秒程度長押しします
  2. LiveShell PROの電源が切れます