8. FAQ

8.1. よくあるお問い合わせ

使用環境・構成に関するお問い合わせ

設定に関するお問い合わせ

配信に関するお問い合わせ

その他のお問い合わせ

8.2. トラブルシューティング

1.起動時のトラブル

電源がつかない(本体画面のバックライトが点灯しない)

バックライトは点灯するが何も表示されない

電源がONになった後ロゴなどで停止し、ホーム画面まで遷移しない

2.設定に関するトラブル

初期設定に必要な4桁の数字(PIN)が取得できない

ネットワーク情報の追加がうまく行えない

ローカルモードの設定がうまく行えない

3.ネットワーク接続時のトラブル

本体画面に “無線 LAN エラー” と表示された

本体画面に “DHCP エラー” と表示された

本体画面に “DNSエラー” と表示された

本体画面に “TCP/IPエラー” と表示された

本体画面に “予期せぬエラー” と表示された

Dashboard に”現在 デバイスはオフラインです”と表示される場合

4.配信時のトラブル

4-1.配信映像に関するトラブル

配信に映像が表示されない

配信中の映像に異常(映像の乱れ、色合いの変化、ノイズの混入等) が生じる

配信映像の解像度が低い

配信映像が一定時間毎に解像度の低下と改善(あるいはノイズの発生と消滅)を繰り返す

4-2.配信音声に関するトラブル

音声が出力されない

音声にノイズが乗る

4-3.その他の配信に関するトラブル

ニコニコチャンネルへの配信が数分で切断される

ツイキャスへの配信が数分で切断される

配信映像に遅延が生じる

チャンネルの設定変更ができない

5.その他の現象

正常に起動後、本体ボタンによる操作が効かなくなった場合

本ページに記載のない現象が起きている場合

ご利用可能な映像出力機器(カメラ等) について

LiveShell Xは HDMI 入力のみに対応しております。

そのためHDMI 出力が可能な映像出力機器( カメラ、PC、プロジェクタ ) であれば、LiveShell X と接続してご利用いただけるのが通常でございます( 動作を保証するものではございません )。

ただし、映像出力機器がLiveShell X が対応していないHDMI の解像度・フレームレートのみを出力可能な場合にはご利用いただけません。
LiveShell X が対応している HDMI の解像度・フレームレートについては下記をご参照ください。

[LiveShell X が対応する解像度/フレームレート]
HDMI(1080p/60(59.94), 1080p/50, 1080p/30(29.97), 1080p/25, 1080p/24(23.976), 1080i/60(59.94), 1080i/50, 720p/60(59.94), 720p/50, 720p/30(29.97), 720p/25, 720p/24(23.976), 576p, 576i, 480p, 480i, VGA)*

*HDCPには対応していません。

LiveShell Xの利用に必要な回線速度

上り帯域が300kbps程度確保できる環境で、3~5fps程度の映像と、かなり音質の落ちる音が配信できます。
秋葉原ライブカメラのような画質・音質となりますと、平均2Mbps程度必要になります。

*秋葉原ライブカメラは LiveWedge にて配信を行っておりますが LiveShell X で配信する場合についても必要な回線速度は同様となります。

また、弊社では、1920×1080 60fps なら 8Mbps, 1920×1080 30fps なら4Mbps を推奨ビットレートとしております。

LiveShell Xのネットワーク要件

LiveShell X はプロキシ経由での接続には対応しておりません。
また、ブラウザからDashboardをご利用される場合は、プロキシを利用できますが、WebsocketもしくはFlashでの通信が可能である必要があります。

コンビニエンスストアのWi-Fi接続サービスなど、Webブラウザでの認証が必要なネットワークには対応しておりません。

特定のネットワークでLiveShell Xがうまく動作しない場合、サーバの以下のポートと通信できるようになっているかをネットワーク管理者に確認してください。
※ポートフォワーディングの設定は必要ありません
NAT下にLiveShell Xが設置されている場合も正常に動作します(ファイアウォールで下記ポートへの接続が遮断されていないことを確認してください)。ustream.tv、ニコニコ生放送への接続(配信)は、任意のustream.tv, live.nicovideo.jpのサブドメインの1935番ポートと接続できる必要があります。

LiveShell Xを使う場合:
配信するための共通設定(Ustream、ニコニコ生放送など、どのサーバーに配信する場合にも必要な設定)
s.cerevo.com, shell.cerevo.com
TCP: 80, 443
wss02-shell.cerevo.com
TCP: 999

Youtube Liveに配信する場合
配信先IPアドレスはGoogle IP address rangesのページを参照してください
TCP: 80, 1935

Ustreamに配信する場合
ustream.tv, *.ustream.tv
TCP: 80, 1935

ニコニコ生放送に配信する場合
live.nicovideo.jp, *.live.nicovideo.jp
TCP: 80,443,1935

Dashboardを使う場合(ブラウザから利用):
s.cerevo.com, shell.cerevo.com, wss02-shell.cerevo.com
TCP: 80, 443

ファームウェアアップデートする場合
s3-ap-northeast-1.amazonaws.com
TCP: 80, 443

ローカルネットワークでの使用について

LiveShell Xはインターネットへの接続を通じて YouTube Live や Ustream 等への各種配信サービスへの配信を行うのが典型的な使用方法となります。
しかしながら、ローカルネットワーク内での配信へのご要望にお応えするためローカルモードという機能をご用意しております。

ローカルモードとは LiveShell X が配信を行う際に弊社が用意する Dashboardサーバ との通信を行わないモードとなります。
通常のモードでの配信では Dashboard サーバとの通信が必要であるためインターネットへの接続が必須となりますが、ローカルモードでは Dashboard サーバとの通信を行わないのでインターネットへの接続が必須ではなくなります。
そのため、ローカルネットワーク内に RTMP サーバを設置いただくか、RTSP サーバモードをご利用いただくことでローカルネットワーク内での LiveShell X を用いた配信も可能となります。

ローカルモードの設定方法についてはこちらをご参照ください。

HDMI 映像/音声入力 以外の映像/音声入力について

LiveShell Xは HDMI 入力に対応しており、それ以外の入力(SDI, VGA等) には対応しておりません。

そのため SDI 等で出力された映像・音声を配信するためにはSDI/HDMI 変換器や VGA/HDMI 変換器などを用いる必要がございます。
ただし、SDI/HDMI 変換器や VGA/HDMI 変換器などを使用したことにより生じる問題(映像の乱れ等)については保証の対象外となり弊社では対応しかねますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

HDMI スプリッタ(HDMI 分配機) の使用について

LiveShell Xのご利用については HDMI 出力機器(カメラやPC 等) の間は HDMI ケーブルで直接接続されることを想定しております。
両機器の間に HDMI スプリッタ( HDMI 分配機) を配置した構成での配信については正常に行われる場合もございますが、HDMI スプリッタの仕様によっては映像の乱れ等正常な配信が行われない場合がございます。

HDMI スプリッタを使用したことによる問題については保証の範囲外となり、弊社では対応しかねますのであらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

モバイル Wi-Fi ルータの利用について

ご利用をご検討のモバイル Wi-Fi ルータの周波数帯が LiveShell X が対応しているものであればモバイル Wi-Fi ルータを利用しての配信も可能でございます。
なお、LiveShell X はIEEE 802.11a/b/g/n/ac に対応しております。

ただし、モバイル Wi-Fi ルータは有線 LAN  をご利用の場合や、据え置き型の Wi-Fi ルータに接続した場合と比べてネットワークが低速かつ不安定です。
そのため、安定した配信をご希望の場合には有線 LAN 等のご利用を推奨いたします。
モバイル Wi-Fi ルータをご利用の場合には配信が不安定になる可能性が有線 LAN 等に比べて高いことを認識された上ご利用くださいますようにお願い申し上げます。

スマートフォンでのテザリングを利用しての配信について

LiveShell X は2.4GHz および5GHz 帯の 無線 LAN に対応しております(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)。
スマートフォンのテザリングにつきましても、テザリング機能により発生するスマートフォンの Wi-Fi が LiveShell 2 が接続できる周波数帯を利用している限りにおいてご利用いただけるのが通常でございます。