8. FAQ

配信映像に遅延が生じる

LiveShell X に入力されたカメラの映像や Dashboard から行われた操作が 配信される映像に反映されるまで配信環境にもよりますが数十秒の遅延が発生する場合がございます。

これらの遅延は主に LiveShell X からデータの送信先である 配信サービスのサーバーまでのネットワーク経路やサーバーでの処理により発生する避けられない遅延となります。

ご了承くださいますようお願いします。

正常に起動後、本体ボタンによる操作が効かなくなった場合

LiveShell X は起動後、本体の各ボタンを押し操作を行いますが、何等かの事情によりボタンによる操作ができなくなる場合がございます。
そのような現象が発生している場合には下記の手順をお試しください。

  1. LiveShell X 本体の左上と右下のボタンを同時に押し、両ボタンを 5 秒程度押し続けます。5 秒程度経過したら両ボタンを放します( 強制終了コマンドの実行 )。
  2. LiveShell X 本体左上のボタンを5秒程度長押しし、正常な起動後現象が解消されているか確認します。

上記手順を複数回お試しいただいた場合でも現象が改善しない場合や、一時的に解消してもその後同様の現象が頻発する場合

a.正常に起動した後、本体ボタンによる操作が効かなくなる現象が起きている旨
b. 既に上記の手順をお試しになられたが改善しなかった、もしくは一時的に改善しても頻発する旨

を記載の上、弊社サポート( support@cerevo.com ) までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
お手数かとは存じますが何卒よろしくお願いいたします。

本ページに記載のない現象が起きている場合

トラブルシューティングのページに記載のないトラブルが起きている場合には、

  • お客様のお手元にて発生している現象の詳細( 可能であれば現象が発生している様子捉えた動画や写真、実際に現象が発生している配信のURL などを添付いただければ幸いにございます)
  • お使いの LiveShell X のファームウェアバージョン( ファームウェアバージョンの確認方法についてはこちらをご参照ください)
  • LiveShell X をどのような構成にてご利用になられているか。
    具体的には映像・音声出力機器と LiveShell X をどのように接続しているか、および LiveShell X のインターネット接続形態(有線 LAN 接続, 無線 LAN接続等)をお知らせください。
    特に、SDI/HDMI 変換器のような各種変換器やモバイル Wi-Fi ルータなどをご利用の場合にはその旨お知らせください。(例 1)
    [PC]==HDMIケーブル==>[LiveShell X] ==モバイル Wi-Fi ルータ==( インターネット)

    (例 2)
    [ビデオカメラ] ==SDIケーブル==>[SDI/HDMI 変換] ==HDMIケーブル==> [LiveShell X] ==有線 LAN ケーブル==(インターネット)
  • 配信に関するトラブルである場合には配信先サービス名( YouTube Live, Ustream, ツイキャス等) 
  • ケーブルの交換や再起動等お客様側で現象解消のために既に行われたことがあればそれらの事項

を記載の上、弊社サポート( support@cerevo.com ) までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
お手数かとは存じますが何卒よろしくお願いいたします

 

ご利用可能な録画用microSDカードについて

LiveShell Xの録画機能を用いるにあたり、microSDカードが必要となります。

弊社から特定のメーカーやブランドのmicroSDカードを推奨してはおりませんが、SDアソシエーションの次の規格を満たすSDカードを推奨しております。

  • UHS スピードクラス 1
  • スピードクラス 10

(※スピードクラスについてはこちらをご参照ください:
https://www.sdcard.org/jp/developers/overview/speed_class/

ただし、上記規格を満たしている場合でもすべての製品について動作確認を行っているわけではございませんので、動作を保証するものではございません。
予めご了承ください。

また、microSDカードのフォーマット形式は、FAT32に加え、exFATにも対応いたしております。

チャンネルの設定変更ができない

配信先などの設定変更を行いたいチャンネルの選択が誤っている可能性がございます。
下記手順からチャンネルを切り替えて設定の変更を行ってください。

  1. Dashboardの「設定」をクリックします
    dashboard_main_250_settings
  2. 「チャンネル」から、設定変更したいチャンネルを選択します
    dashboard_main_250_channel
  3. 配信先などの情報を変更します

#0の解像度設定について

#0の出力解像度は設定により変更ができず、入力された解像度のまま出力されます。
これは、#0のフレームレートが上限60fpsまで設定できることに対する制約事項となります。

#0の出力解像度を変更するためには、入力側のデバイスの設定を変更してください。

ub250_dashboard_zero_resolution

なお、上記のようにDashboard上のカスタム設定では「1080p」でグレーアウトされていますが、1080pで出力されているわけではございません。

#3はどのようなときに使用するか

#3は、配信前に映像を確認するためのプレビュー用チャンネルとなります。
プレビュー映像を視聴するためには「MONITOR URL」にRTSP対応プレイヤーでアクセスしてください。

Dashboardからの「MONITOR URL」確認方法

  1. LiveShell Dashboardにアクセスします
  2. Dashboard右側の「MONITOR URL」が表示されます
    dashboard_main_250_rtsp_default

本体操作からの「MONITOR URL」確認方法

  1. LiveShell Xをオンラインにします
  2. ホーム画面から、右下のボタンを三回押します
  3. 「モニタ」以下、「rtsp://」で始まるURLがMONITORING URLとなります

LiveShell Xの配信および録画に関する制限

LiveShell Xの配信および録画に関する制限は下記の通りとなります。

  • 1080p60一つだけの配信もしくは録画 (プレビュー可)
  • 合計150Mpx/s以下に収めること (プレビュー含む)を条件として、1080p30以下の録画もしくは配信を同時に三つまで
    なお、1080p60が125Mpx/s、1080p30が62.2Mpx/s、720p30が27.7Mpx/sとなります。

※録画は配信先の一つとして扱われます
※RTSPサーバモードの視聴者数の制限は最大5クライアントとなります(配信ビットレートなどに依存)

3G/LTE USB モデムへの対応について

LiveShell X は Rev. 977のファームウェアにて3G/LTE USBモデムのサポートを開始いたしました。

USBモデムをご利用の際にはファームウェアを最新のものにアップデートを行った後にご利用ください。
ファームウェアのアップデート方法についてはこちらをご参照ください。

対応機種

Rev.977以降で対応

  • D-Link DWM-221 – Revision B
  • NTT docomo L-03D
  • ZTE MF-820
  • Verizon U620L(※)
  • Huawei E3131i-2(※)
  • Huawei E3372(※)
  • ピクセラ PIX-MT100(※)

なお、(※)印がついている機種につきましては予めUSBモデムに内蔵された設定ページからAPN設定が必要となりますので、ご使用になる前にPCなどからUSBモデムのAPN設定を行ってください